両親の愛情が子どもの健全な成長に不可欠であるとの認識のもと、子どもの連れ去り別居、その後の引き離しによる親子の断絶を防止し、子の最善の利益が実現される法制度の構築を目指します

平成24年1月23日、47NEWS

命令拒めば子ども強制返還 ハーグ条約の法案要綱

 法制審議会(法相の諮問機関)は23日の部会で、国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを定めた「ハーグ条約」加盟に向けた関連法案の要綱案をまとめた。日本に子どもを連れ帰った親が子どもの返還命令に応じなければ、家庭裁判所が外国にいるもう一方の親に子どもを引き渡せる強制執行権を明記。返還を拒否できる条件や、国内で子どもを捜す政府機関「中央当局」の設置も盛り込んだ。

 法制審は2月にも小川敏夫法相に答申。政府は24日召集の通常国会に法案を提出する方針で、会期内の成立を目指す。【共同通信】

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